住んで埼玉

IT系ワーママ。育児・家事雑記など。

会社を辞めフリーランスママになったメリット5点・デメリット5点

2歳のムスメがいる私ですが、育休明け後、10年間勤めた会社を退職し、フリーランスのWebディレクター・プランナーになりました(その経緯・復帰時の選択肢・葛藤は別エントリーで書いています↓)

 

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ここではフリーランスのWebディレクター・プランナーとして働いた1年半を振り返り、サラリーマン時代と比べたメリット5点・デメリット5点を書きたいと思います。

▼メリット

1. 仕事の仕方がフレキシブルに、効率良くなった

会社員時代ネックだった在宅勤務が可能になり、軽微なMTG(進捗報告など)はハングアウトなどの動画チャットで済ませるようにしてもらった。これにより、スキマ時間でも仕事ができたり、ムスメの病気休暇の際も、昼間はとことんムスメと向き合って、昼寝時間や就寝後、ちょっと仕事をすることも可能になりました。

2. 時給が上がった(時短よりも収入が良くなった) 

仕事時間が効率よく確保できるようになったのと、業務委託の場合は、案件に応じて労働時間orアウトプットベースでの契約とするようにした結果、仕事内容に対するコミットが明確になり、結果時給が上がりました。

なお、「年収」という意味では、労働時間は120~150時間/月程度に押さえていることもあり、フルタイム時代と同等かそれ以下です。

3. 自分のやりたいことに向き合えて、やりたい仕事ができている

「誰と・どんな仕事をしたいか」は一つの重要な軸です。現在は、フリーランスのwebディレクターという形で、これまで仕事で付き合いのあった方々から業務委託でお仕事をいただいているのが主です。彼らは、私がどういうスキルセット・マインドで、どういうことに興味を持っているかご存知なので、たいてい「やりたい!」と思うお仕事に誘ってもらえることが増えました。

4. 家事の効率が上がった

在宅ワーク可になったことが大きいのですが、自分の昼食ついでに夕食の下ごしらえをする、トイレに行くついでに階段をはく、晴れている日なら布団を干す、換気をする、など1つ1つは些細なことだが家にいないと出来ない「家事のチリツモ消化」がすごくはかどります。

5. 考え方が柔軟になった

抽象的な話ですが、根が真面目なので、サラリーマンでいたときは「○○しなければ」「○○でないといけない」といった固定概念がある程度ありました。それを遂行することで守られているんだ・安定しているんだ、といった謎の固定概念。

けれど、「サラリーマンやめて、フリーランスになる、っていうのもアリだよな。やってみようか。」と決断してやってみた結果。案外なんとかなっている…!

この「案外なんとなっている」感が重要で。人間成功体験は忘れないし、自信になる。どんな些細なことでも。で、フリーランスになって以来何事も、だめそう…これだめなんじゃないか…と思うことも、前提から疑ってかかって、トライアンドエラーしてみる。それが怖くなくなりました。

▼デメリット 

1. 出費が増える(健康保険料が高くなる・各種手当がない)

 交通費手当などは当然なく、サラリーマンであれば会社が半分負担してくれる健康保険料もすべて自分で支払うため出費が増えます。IT系ならパソコンや検証端末なども、自分で負担・手配する必要があります。(ただし経費扱いに出来るものもあるので、確定申告はきちんとやります)

2. 仕事以外に自分でやることが増える(確定申告・契約など)

地味に面倒なのは、確定申告や、書類の印刷、契約、事務手続きです。収入印紙やコピー用紙、切手なども自分で用意しなければならないです。

3. 収入が不安定というリスクを抱える

(職業にもよりますが)自分で仕事を作り出す・取りに行かないといけないので、その努力を怠れば、収入が途絶えます。逆に、がんばった分はすべて収入になります。

4. 自分の職能・サービスを客観的に評価・見積もれる能力が必要

 例えば業務委託の場合、金額を提示されたとき・見積もりを出すときに、自分の職能・経験を客観的に伝えられること、またそれは市場価値としていくらぐらいか(見積金額の妥当性)知っていなければなりません。「仕事の評価は次の仕事で返ってくる」。金額に見合った仕事が出来たときは、次のお仕事依頼が来ますが、そうでない場合はサヨナラになります。

5. 育児休暇・手当がない

フリーランスになってから出産する場合、当然ですが育児休暇・休業中の手当が出ません。さらに私の住んでいる市では、第2子以降出産時、その上の子が保育園に在園している場合、産後9週目以降仕事を再開しないと(64時間以上/月)、退園になってしまいます。結構これしんどいです。

 

ざーっと書きましたが、こんなかんじです。

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